士業者にも絶対に要求されるホスピタリティとは何か?
東京オリンピックの誘致で滝川クリステルさんが「お・も・て・な・し」のポーズをとりました。
記憶にある方も多いでしょう。
美人がするから記憶に残ると言う典型的な事例です。
あのポーズがもしもオリンピックの誘致の決定打になったとしたら、
審査員の方は●●です??
それはともかく、ホスピタリティ=おもてなしの精神と言われますが、
これを追求するのは実に難しいことです。
私はサービス業に長く従事しながら、接客の難しさをイヤと言うほど
味わってきました。
同じことをしてもあるお客さんは大満足と言ってくださるかと思えば、
別のお客さんからはクレームを頂くことすらあります。
個人がお金を出して満足するサービスの度合いは千差万別です。
1000円の金額でも、一流ホテル並みの接客を要求する方もいれば、
10万の金額でもテキ屋みたいなノリが好き!と言う方もいます。
接客業の基本は相手を見抜いて、
相手が喜ぶようなサービスをすることにあると思います。
言うのは簡単ですが、これは本当に難しいものです。
相手の方が初対面の場合は特に難しいものです。
観察⇒洞察⇒推察を瞬時にせねばなりません。
しかも、相手が望むことをある程度想定しなければなりません。
考えてもみて下さい。
先生業と呼ばれる士業者たちは相手の気持ち考えずに、
上から目線でお客さんと接していませんか?
どうせ似たりよったりの結果になるんだったら、
偉そうに大柄な態度を取るような士業者よりも、
親身に話を聞いてくださる方を選びませんか?
気が利くという言葉がありますが、
気が利かない士業者や行政書士が多いのです。
私は口ベタだから・・・・と言う方もいらっしゃると思います。
そんなことは自己弁護にしか過ぎません。
接客はある意味一発勝負です。
あなたがたとえ某有名大学を優秀な成績で卒業していようと、
そんなことはお客様からすれば何の関係もありませんし、
価値すらありません。
この本はとても参考になると思います。
既に読まれた方もいらっしゃるかとも思います。
おススメは132Pから153Pです。
私は涙しました。
行政書士は事務所を開業すれば、たとえ一人でも
あるときは平社員であり、あるときは代表取締役なのです。
稟議書なんて要りません!!
お客さんがこうすれば喜んでくださるかも?と言う勘に頼っても良いじゃないですか。
お客さんが喜ぶ姿を思い浮かべながら私利私欲はさておいて、
できる限りのことをするという気持ちが大切なはずです。
こういうことを言いますと、必ずダンピングを考える方もいますが、
全てがそうであるとは限りません。
値段を安くすればお客さんが喜ぶと考えるのは経営者としては失格だと思います。
確かに、そういうお客さんもいますが、
値段は高くても構わないから、信用や安心を重んじる方もおられます。
お客さんが喜んでくださるサービスを常に心掛けていたら、どうにかなるはずだと思います。
お客様第一主義です。
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