驚くべき廃業率

新人行政書士の驚くべき廃業率

既にご存知の方もおられると思いますが、
新人の行政書士が開業して3年以内に廃業する確率をご存知でしょうか?

 

世間一般の多くの業種でも開業後3年以内に8割ぐらいは消えてなくなると、言われています。

 

身のまわりの飲食店などを考えますと、よく理解できると思います。

地方雑誌にも紹介された美味しいと評判の焼肉屋が1年後にはなくなっていただとか、
コンテナを改造したお持ち帰りの焼き鳥屋さんがある日突然コンテナごとなくなっていただとか、
コじゃれた雰囲気のフランス料理店が半年ももたなかっただとか、
ヤル気満々の大将が美味しいタンタン麺を作っていたのですが、2年後には廃業しただとか、

あなたの身のまわりの飲食店でこのようなことはないですか?

 

余談ですが、私は麺類が大好きで、昼飯はたいてい麺類にします。
脱サラして、家族でラーメン屋さんを開いたお店に良く通っていたのですが、半年ともちませんでした。
ラーメンの味も良くて、オーナーの母親が作る惣菜が必ず付いていて私のお気に入りの店だったのですが、残念でした。

 

そんな折、この本が出版されて買って読んでみました。

 

 

飲食店でも、美味しいモノを出せば、必ず成功するわけでもないんです

 

売るモノがある飲食店ですらこれなのに、売るモノがない行政書士業務を考えると身震いいたしました。

 

3年維持するのはある意味大変です。
古来より「石の上にも3年」と言う言葉がありますが、
3年という年月は長いようで短く、短いようで長いのです。

 

 

開業後3年以内の新人行政書士の廃業率はなんと9割を超えるそうです。

 

 

他の業種からしてみても、高い数字であることは否めません。
モノを売るわけでもないですし、行政書士が何をする人かも知られていないことがほとんどですから。

 

 

知っているのは、
士業者や有資格者や現在行政書士ぐらいです。

 

 

それにしても、
あまりにむごい数字です。

 

 

開業後3年後の生存率は10%以下!!
こんな職業に憧れる方がどうにかしています。

 

こんな職に就くために受験勉強したことがアホらしくもなってきます

 

 

ロシアンルーレットで、10発中9発実弾が入っているような感じです。
まともな神経ですと、
こんな危険なことには近づきません。

 

 

行政書士試験の受験生レベルで考えますと、
恐ろしく低い確率です。

 

 

平均すると7%前後の合格率の中で、そのうち4分の1ぐらいが開業し、
生き残れるのはやはり一桁。

 

受験生が知ると、勉強しなくなります
受験生がいなくなるかもしれません
事実、ここ数年受験者数は減少気味です。

 

これから行政書士を目指して、受験勉強を考えている方、
あるいは受験勉強を開始して憲法判例ぐらいで頭を悩ませている方は
再考の余地ありかも。

 

 

どうして、このように廃業率が高いのか?ということにもワケがありそうです。

 

 

そのことにつきましては、このサイトをよく読んでいただき、それを回避すればよいのです。

 

 

 

 

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