開業当初の専門業務 こだわり 失敗

私が開業当初の専門分野にこだわったワケ

私が開業当初の専門業務にこだわったのにはワケがあります。

 

 

試験に合格しただけで実務経験がなく、行政書士事務所に補助者として勤める気もサラサラない私のような方は、やはり実務が気になるはずです。

 

 

行政書士としての代表業務である、
・建設業許可申請
・入管申請
・会社設立
・遺言・相続
・内容証明
・・・と言うような業務の一通りの申請書類の書き方などは知らないより、知っていた方が良いと思いました。

 

 

なので、このような行政書士実務講座を購入いたしました。
開業当初の専門業務の重要性
DVDが17巻、レジュメはそれ以上あるモノでお値段は推して知るべし!!

 

 

私なりに資格スクールの行政書士開業講座はあまり役にも立たない!
との情報から、個人の行政書士が販売している行政書士開業講座を購入した次第です。

 

 

責任の所在がはっきりしているからです

 

 

内容は悪くはありませんし、
お値段も10万程度で決して安くはないのですが、
このDVDやレジュメを読むたびに私が思ったことは、
この程度ぐらいまでは誰でもする!!!ということでした。

 

 

少なくとも、試験に合格する方であれば、考えることは似たりよったりなのだろう?とも思いました。

 

 

内容が云々ではありません!

 

 

受験勉強で言えば、基本書を精読し、過去問を解きまくり、
弱点補強し、時間配分と場慣れのために模擬試験を数回受験すると言うようなものです。

 

 

良くある誰もがするパターンです。

 

 

 

これでは、ダメなんです!!
これだけではみんなと一緒なんです!

 

 

前述しましたが、試験は不合格になっても飢え死にするようなことはありません。
今年がダメなら来年がある!と言う気持ちでもOK!ですが、
開業すれば、こんなことは言ってられません

 

 

よほど資力があるだとか、独身で最低限の生活でも自分ひとりだからなんとか生きていけると言う方を除いては、
妻子がいて住宅ローンや学資ローンにドップリ浸かっている私のような会社員は絶対にしくじることができないはずです。

 

 

私はこれらのDVDやレジュメを見聞きするたびに思ったことは、
「この程度のことはアホでもする!!」ということです。

 

 

まるで開業する気にもなれませんでした

 

 

驚異の廃業率と言うのは恐らく、この時点で多くの方は開業申請するのではないかとも思いました。

 

 

自分では気づかない根拠のない陽転思考です

 

 

「街の法律家」という言葉があります。
その意味は弁護士のように敷居が高くなく、気軽に法律相談できる便利屋みたいな意味であると私は考えました。
(弁護士でも昨今は敷居が低い方もおられます)

 

 

私は便利屋などこれまでの人生で困ったことがあっても一度も依頼したことがありません。

 

 

何でもできるという言葉の裏は、全てにおいてプロではない!!と言うことにしか思えないのです。

 

 

便利屋のフランチャイズもあるぐらいですから

 

 

「街の法律家」よりも、例えば「私は交通事故処理専門の行政書士です!」と言う方が潔くないですか?

 

 

本当にあなたが交通事故にあった際に「街の法律家」と「交通事故処理専門の行政書士」をインターネットで探したら、どちらに電話をかけたり、メールします?

 

 

私が言わずとも、お分かりいただけると思います。

 

 

とにかく、開業する前から業務を決めておかないと、●●専門のだれそれです!と語れないし、ホームページも作れません。

 

 

ベテラン行政書士のような取り扱い業務がずらりと並んでいるようなホームページなど私には真似もできませんし、作っても業務を知りませんから役にも立ちません。

 

 

適当に取り扱い業務を書き込むのは難しくはないでしょうが、依頼があっても困るのです。

 

 

新たな仕事を学ぶたびごとに、関係書籍代も掛かるでしょうし、
慣れていない仕事を毎回受けると、膨大な時間のロスに繋がります。

 

 

ましてや、不備などがあり、お客さんのクレームなどがあったら大変です。

 

 

開業当初から「信用できない仕事の出来ないバカ行政書士」との烙印を押されるような気がしていました。

 

 

それだけは避けたい!!と思っていました。

 

 

開業当初の専門分野を決めることは全てにリンクするのです。

 

 

 

 

 

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