行政書士に求められるネットスキルとは?
前述しましたネットスキルと言うのは単にパソコンが上手に扱えるなどと言うレベルのものではありません。
最近では勤務先でもサイボウズなどでネットで社内情報をやり取りするのが常識ですし、部署によってはワードやエクセルを使いこなすことも必須のことです。
私が言うネットスキルとはこのようなパソコン教室で修得するようなパソコンスキルではありません。
年賀状をプリンターで印刷するだとか、自分のブログにデジカメで撮った画像をアップすると言うような内容ではないのです。
メールに画像を貼り付けて送るなどと言うレベルでもありません。
そもそも、何のためにホームページを作るのでしょうか?
集客と報酬を得るためにホームページを置くわけです。
お客さんもあなたの趣味や好きな食べ物が知りたいわけではありません。
いくらお金をかけても、どんなにキレイで見栄えが良くても、そのホームページから集客できずに仕事に繋がらなければ、そのホームページの価値はゼロに等しいと言えます。
裏を返せば、ホームページビルダーを使って作ったホームページが素人丸出しのホームページであったとしても、そのホームページから定期的に、反復継続的に仕事が入れば、そのホームページはもの凄く価値があるということです。
それではホームページに見込み客を呼び込むにはどうしたら良いのか?
その答えは実はいろいろとあります。
キーワード戦略も必要です、SEOも必要です。
フェイスブックやツィッター、ブログと連動させることも重要になってきます。
メルマガも書かないよりは書いた方が良いに決まっています。
ですが、あなたにはメルマガを送るような相手などほとんどいないはずです。
友人や知人、親族などにメルマガを送ったところで無意味とは申しませんが、仕事が貰える確率も見込みもあまりないはずです。
行政書士にも求められるネットスキルを身に付けたい方はキーワード戦略の書籍や最新のSEOの書籍を読むことをおススメします。
昨今ではいろいろなネットビジネスが存在しますが、いかなるネットビジネスにおいても根幹の部分はキーワード戦略とSEOに尽きます。
ネットからの集客によってサービスやモノを販売する上でもっとも重要且つ基本的なことを身につけることが必要です。
ご自身で秘めたる内容の情報を販売したい!などと思っている方は尚更です。
ホームページからの問い合わせが上手くいくと営業やポスティングなどしなくても良いのです。
実は、私は試験合格直後はネットマーケティングやネットによる集客の知識がほとんどゼロでした。
しかも、パソコンスキルでさえ人よりも随分劣るレベルでした。
試験に合格したんだから、実務を覚えたい!!、実務を覚える方が先だ!と思いがちですが、試験に合格する能力がある方は申請書類の書き方などすぐに覚えられます。
それにこだわってはダメなのです。
誰もができるような様なことは差別化にはなりません。
昨今誰もが考えるネットからの集客。
それを多くの廃業する行政書士は理解する時間もないままに、ホームページ業者の口車に乗ったり、ネットマーケティングの全体像が分らぬままにご自分でホームページを作って満足してしまいます。
あなたがキーワード戦略のみで勝てるとすれば、それはもはや人口5万人程度以下の都市でしかありません。
優秀なライバルもいないかもしれません。
それはそれでラッキー!ですが、人口30万人以上の中核都市や政令指定都市にお住まい方はライバルが多いはずです。
残念ながら、ラッキー!はありえません。
ネットによる集客はある意味科学です。
科学ですから、正しい方法を身に付ければ集客できますし、売上げもグングン上がりますが、間違ったやり方をすると集客すらできません。
だからこそホームページやブログを作る前にしっかりとマスターしておかねばならないのがネットからお客さんを集客できるためのスキルなのです。
実際に自分でやってみると、苦労します。
最初は何が何だか分らないために手が止まってしまうかもしれません。
もちろん、ホームページ業者に委託して時間を有意義に他の事に使うことも得策ですが、自分で全くホームページを扱えないようであれば余計苦労します。
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