マジで笑えない試験内容と実務の乖離

実務と乖離した行政書士試験と合格後の有資格者の悩み

行政書士試験に合格しただけの方は「有資格者」と呼ばれることを、合格してはじめて知りました。
まあ、司法書士や税理士なども試験に合格したものの、まだ開業していない方を「有資格者」と呼ぶのだと思います。

 

 

つまり、潔く玉砕覚悟で登録申請しない方はいつまで経っても「有資格者」と言うことみたいです。

 

 

資格スクールや通信講座には就職・転職に有利とも書かれていますが、
実際は何一つ有利ではありません。
むしろ、少しばかり法律にうるさいヤツぐらいにしか思われず、
ワンマンオーナー社長からはむしろ煙たがれて採用などされないのがオチではないかと思います。

 

 

資格スクールや通信講座の謳い文句とも現実はまるで乖離していますが、
今思えば一番腹立たしいのが国家試験であるところの行政書士試験です。

 

 

行政書士試験はよく教養試験であり、実務とはまるで関係ない試験であると聞きますが、まさにその通りです。

 

 

このような試験を何年もかけて受験勉強することが本当にアホらしい試験でしかありません。
ちなみに、私は行政書士法など受験勉強の際も合格後も一度たりとも見たことがありませんでした。(笑)
理由は単純です。
試験にでないからです。

 

 

行政書士試験がまだ比較的簡単な時代には、出ていたそうですし、
戸籍法住民台帳法も出題されていたそうです。

 

 

昨今の行政書士試験は、民法と行政法が不得意ですとまず合格できないようになっていますし、腹立たしい一般知識の足切りなどがあります。
文章理解の問題を解くことが本当に情けなく感じました。
「国家試験でこんなアホみたいな問題を出しやがって!」と。

 

 

政治・経済・社会の問題など、問題を作る大学教授の趣味みたいな世界です。
一般知識とは名ばかりで、「こんなこと知っているヤツはおらんやろう!!」と言いたくなるような、非常識な問題が配置されています。
ですが、私はこの一般知識が不得意ではありませんでした。

 

 

そんなことはどうでも良いのですが、
イザ合格してみると、何を勉強していいのか分からない、
どこで業務を教えてくれるのかも分らない、
まるで雲を掴むような気分になるのが普通だと思います。

 

 

何点で合格したかと言うハガキと遅れて総務大臣と都道府県知事の印が押してある「行政書士試験合格証」が送られてきますが、合格してもそれだけです。

 

 

都道府県の行政書士会から「開業の手引き」だとか、
「開業までの道しるべ的なオリエンテーション」でもあるかと思いきや、
まるでありません。

 

 

「どこで、誰から、どのようにして、実務を学ぶの?」という疑問を有資格者の方はほとんど考えなかったでしょうか?

 

 

実はこのような発想と甘えが廃業に繋がるんです

 

 

藁をもすがりたい有資格者が取る行動とは?

 

 

多くの有資格者が取る行動パターンは画一的に良く似ています。

 

 

 

私もそうでしたから・・・・!!

 

 

次回はこの点にスポットを当てて解説いたします。

 

 

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