経営者意識に書ける行政書士

先生である前に経営者であるはずの行政書士

私は開業する前から考えていたことがあります。

 

それは行政書士は先生なのか?と言うこと。

 

 

世間では行政書士のことを先生と呼びますが、
私自身その言葉が好きではありません。

 

 

単なる書類書きはともかく、民事法務などは結構難しい法律知識が要ります。

 

 

そのために行政書士試験に合格した者が登録申請できるのですが、
胸に手を当てて考えてみますと、
行政書士の試験すら知らない方でも行政書士の実務
できると思うのです。

 

 

行政書士試験の内容と実務が呆れるほど乖離しているわけですから、
試験で得た知識など忘れてしまっても構いません。
と言うことは試験すら知らない方と同じであるということです。(笑)

 

 

確かに18年度以降の行政書士試験は民法の択一問題では
司法書士試験、司法試験の問題に比肩するような問題が
出題されますから、私も司法書士試験や司法試験の民法の
問題を解きまくりました。

 

 

ですが、知識を活かそうにも集客ができずに売上げが上がらないのでは
事務所を経営する意味も意義もないと思うのです。

 

 

資格を取りさえすれば仕事があるような時代は大昔の時代です。

 

 

駆け出し弁護士が仕事がなくて生活保護申請したなどという
笑えないお話もあるようです。

 

 

武士は食わねど高楊枝では最初からやらない方が良いとも思いました。
先生業は金のことに無頓着でなければならないと言うような意識はタブーだと思います。

 

 

いかなる商売も集客がまず第一ですし、売上げなくしては生活も
事務所の存続もできません。
お客さんに対するサービスができるのも売上げがあってこそです。
サービスの向上も売上げが上がるからこそです。

 

 

 

家族に満足な衣食住も提供できず、お客さんにもサービスもできないような先生ゴッコはやってはいけないことだと思います。

 

 

更に、あなたが司法書士や弁護士にコンプレックスを抱いているのであれば、
彼らより稼げばよいだけのお話です。

 

 

口や態度に出すのは人間として問題アリですが、
仕事がないと嘆く弁護士を横目に稼いでいる行政書士もいるんです。

 

 

集客と売上げは体で言えば血液だと思います。

 

 

集客や売上げの確保はキレイ事抜きで全身全霊を注ぎ込むポイントなのですが、お金を稼ぐことだけを目的としていると失敗するような気もします。

 

 

行政書士である前に人としてお客さんに喜んでもらうことが絶対に必要だと思うのです。

 

 

商売は飽きないだとか、笑売などとも言われます。

 

 

コミュニケーション能力の高さは当然兼ね備えていた方がよいですし、接客技術は高いほうが良いに決まっています。

 

 

こういうのが苦手だから、行政書士を選んだという方もおられるかもしれませんが、基本は接客業であることは間違いありません。

 

 

基本的にホスピタリティがないと、行政書士であれ、他の商売でも難しいのではないかと思います。

 

 

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