カネなし、コネなし、実績なしの行政書士がベテラン行政書士をさておいて仕事を取る方法

開業時に専門分野を作ることの効用

年商数千万の売上げをキープしている行政書士の開業時の共通する行動パターンをあなたは把握したでしょうか?

 

 

100%一点集中だったはずです。

 

 

他の仕事が入れば、徹夜をしてでもやりぬく姿も書かれてありましたが、
とにかく一点集中で、アレもすればコレもするという様な便利屋みたいなスタイルの開業の仕方はしていません。

 

 

あなたが開業本をお持ちであれば、もう一度すべての開業本を読み返してみてください。

 

 

このことに関しては例外はないはずです。

 

 

その理由を書いてある開業本も数多くあります。
だから凄いのではなく、当たり前のことなのです

 

 

行政書士の業務をしたことがない方がアレもコレもでは効率が悪すぎます。
たとえ代表的な業務の依頼があったとしても、
・どれぐらいの期間がかかるのか?
・どれぐらいの労力を要するのか?
・どれぐらいの報酬が相場なのか?
・・・などと言うことを、その都度調べないといけません。

 

 

もちろん関係法令や手引書などを読みまくらねばなりません。

 

 

間口が広いのは「何でもOK!ですよ!」と言う感じで、いろいろな仕事のオファーがありそうですが、逆にほとんど無いことは想定できるはずです。

 

 

しかも、同じ仕事を繰り返すうちにコツを掴むことも容易にお分かりいただけると思います。

 

 

同じことを10回繰り返せば、コツも要領も疑問点も湧いてきます。

 

 

余談ですが、私は小学校に入学する前から海釣りをしていまして、今でも時間を作っては海釣りをします。

 

 

近場の釣りでは最も難しいとされるクロダイ釣りにはまって20年ぐらいは経ちます。

 

 

時期が来ますと、毎年同じ防波堤の同じポイントに足繁く通います。
ここで重要なことは同じ防波堤の同じポイントで釣ることなのです。

 

 

潮の干満や大潮、小潮、長潮・・と言う潮の変化による釣れ方、
雨後の釣れ方、寒暖による温度変化による釣れ方・・・などをデータとしてノートに書いてきました。(当時はパソコンが普及していませんでした)

 

 

季節による仕掛けや釣り方、エサも違います。

 

 

いつしか地元や職場ではでは「クロダイ釣りならあの人に訊け!」と言われるようになりました。

 

 

頼まれて釣り雑誌にも度々記事を書きましたし、教えた方も数多くいます。

 

 

もちろん他の釣りもたいていはできるのですが、あえてクロダイ釣りばかりしていました。

 

 

これが、キスの投げ釣りもして、ルアー釣りもして、エギングも、船釣りもするということになれば、恐らく雑誌社も釣り人からも釣り方を教えて欲しい!などというオファーは無かったと思います。

 

 

もちろん、雑誌に載るためにクロダイ釣りばかりをしていたわけではありません。
ただ単に、クロダイ釣りを極めてみたかっただけなのです。

 

 

「万能は無能に等しい」という言葉を若い頃に何かの本で読んだことがありますが、考えさせられます。

 

 

一点集中は、いろいろな意味で好まれる要因のひとつです。

 

 

広く浅い知識が求められるのは、主婦の井戸端会議(最近は井戸などもありませんが!)ぐらいのものではないでしょうか?

 

 

 

 

 

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